担当者③:年末調整用データを配信する

Web給金帳Cloud のファイル宅配ボックス機能を利用して、年末調整に必要なデータを社員に配信します。

年末調整機能を有効にする

Web給金帳Cloud の[設定]画面で、年末調整機能を有効にします。
Web給金帳Cloud の設定について詳しくは、「Web給金帳Cloud の設定を変更する」を参照してください。

STEP
Web給金帳Cloud に、社員管理権限のあるアカウントでログインします。

STEP
メニューから[設定]をクリックします。

STEP
[環境設定]タブをクリックします。

STEP
[ファイル宅配ボックス]の、[年調ソフト用のデータ集配信機能を利用する]の[はい]ボタンをクリックします。

これで設定は完了です。

年調ソフト用のデータ集配信機能を利用する]が表示されない場合

ファイル宅配ボックス機能が無効の場合、年末調整機能も使用できません。
[ファイル宅配ボックス機能を利用する]の[はい]ボタンをクリックして有効にすると、[年調ソフト用のデータ集配信機能を利用する]の項目が表示されます。

年末調整用データを配信する

Web給金帳Cloud で、年末調整に必要なデータを社員に配付します。
データの配付には、ファイル宅配ボックスの配信機能を利用します。

STEP
Web給金帳Cloud に、ファイル宅配ボックス管理権限のあるアカウントでログインします。

STEP
メニューから[ファイル宅配ボックス]をクリックします。

STEP
[配信]タブをクリックします。
STEP
[配信の新規登録]ボタンをクリックし、表示されたメニューから[年調ソフト用のデータを配信・収集する]をクリックします。
STEP
年末調整の流れや注意事項などが表示されるので、内容を確認します。
STEP
画面下部の[上記確認しました]にチェックを付け、[操作を開始する]ボタンをクリックします。
STEP
[年調ソフト用データの配信・収集]画面が表示されます。
[配信名]と[説明]を入力します。

あらかじめサンプルの文章が入力されています。必要に応じて内容を変更してください。

回答に必要なファイルについて

社員が回答に添付する「控除申告書データの ZIP ファイル」は、ご利用の給与ソフトによって、「パスワード付き」と「パスワードなし」のどちらが必要か異なります。事前に、給与ソフトの仕様を確認してください。

以降の手順は、配信に必要な設定について概要のみ説明します。
[年調ソフト用データの配信・収集]画面について詳しくは、「ファイル宅配ボックスを作成する」の「ファイル宅配ボックスの作成画面(年末調整配信の場合)」を参照してください。

STEP
[社員データインポート]の[CSV ファイルを選択してください]ボタンをクリックします。
STEP
ファイルを選択するダイアログが表示されます。
担当者①:年末調整作業前の準備をする」で作成した「社員データ CSV ファイル」を選択し、[開く]ボタンをクリックします。

STEP
[①タイトル行とデータ開始行の選択]が表示されます。
[行の選択を確定して次へ]ボタンをクリックします。
STEP
[②項目の表示・入力の選択]が表示されます。
[項目の表示・入力の選択を確定して次へ]ボタンをクリックします。

特に設定を変更する必要はありません。

STEP
[③受信者の確認とファイル添付]が表示されます。
受信者が正しく設定されているか確認します。
STEP
配付が必要なファイルを添付します。
  • 各社員の控除証明書ファイル(団体扱保険に加入の場合のみ)
  • 給与支払者情報の XML ファイル
  • その他、必要なファイル

「控除証明書ファイル」は、必要な社員に個別に添付してください。
「給与支払者情報ファイル」は、[全員に送信するファイル]で添付してください。

STEP
[社員データインポートのすべての設定を確定する]ボタンをクリックします。

STEP
[受信者設定]と[配信設定]で必要な設定を行います。
STEP
[年調ソフト用データの配信・収集を開始する]ボタンをクリックします。

STEP
年末調整配信内容の確認ダイアログが表示されます。
内容を確認し、[登録]ボタンをクリックします。

[配信設定]で指定した日時に、社員に年末調整に必要な内容が配信されます。


これで、年末調整用データの配信は完了です。

次の手順について

社員からの控除申告書データの提出を待ちます。

続けて、控除申告書データの回収に進みます。